外出自粛になってから朝食を白湯か青汁に。おかげで太ってない!
太っていないのは朝食のせいなのか、今回は調査してみたいと思います。
朝食抜きメリット・デメリットは?太る?痩せる?(ダイエット効果を検証)
皆さんは朝食食べますか?旦那は、時間があれば食べる。
まぁ食べなくても平気。私は、絶対食べる。主にパンをガッツリ食べる。
だったのですが、外出自粛を受け、ちょっぴり食事を気をつけるように。昼・夜は基本的に普通に食べますが、朝は白湯か青汁(お湯割り)に。完全な朝食抜きではないですが、ほぼ抜きですね。
この朝食のおかげか分かりませんが、ほとんど運動していない最近も体重増加はありません。今回は以下についてご紹介します。
- 朝食抜きのメリット・デメリット
- 朝食抜きのダイエット効果
朝食抜きのメリットは?
摂取カロリーを減らせる
これがダイエット効果に繋がるのかもしれません。
ダイエットの基本は摂取カロリー<消費カロリーなので、1食分ないだけで摂取カロリーを抑えられます。トースト1枚食べてた人も、それ抜くだけで300kcalくらいはマイナスにできます。
私の場合は朝食でトースト+菓子パンなど食べて、毎回500kca以上摂取していたので、かなりのカロリーを抑えることになりました。
そりゃ痩せますわ!
内臓を休ませられる
内臓疲労による身体の不調を防いでくれます。1日3回しっかりガッツリ食事すると、内臓は常にフル稼働の状態になります。
内臓疲労の状態になり、食べ物を消化吸収する機能が低下し、栄養不足になります。その結果、エネルギー不足の状態になり疲労感を感じるようになります。
また肌荒れを起こすことこともあります。またまた、エネルギー不足だと自律神経の乱れも引き起こるため、イライラを招く原因にもなります。
朝食を抜くと内臓をゆっくり休ませることができ、正常な機能を維持しやすくなります。
時間の有効活用
- 朝食を準備する時間
- 朝食を食べる時間
- 朝食を片付ける時間
上記が省けるので、睡眠の時間に当てたり、朝の時間を有効活用することができます。
1日10分だとしても1週間で1時間以上の時間を削減できます。
節約
朝食代が浮くので節約になります。私たちもパンなど買わなくなったので、少なからず節約につながっています。
朝食抜きのデメリットは?
集中力の低下
朝食を抜くと脳のエネルギー源となるブドウ糖が不足するため、集中力や記憶力の低下につながります。
イライラや勉強、仕事がはかどらないといったことにも繋がります。(逆に朝食を摂らない方が集中できるという人もいますが…ブドウ糖の面から考えると集中力は低下します)
ちなみに農林水産省も朝食はしっかりと食べることを推奨しています。
血糖値の急上昇
「朝食抜くと太る」と言われているのはこれが原因だと思います。ダイエット検定1級保持者のみそもそう思います。
朝食を抜くと血糖値が下がるため、次の食事(昼食)を摂るときに血糖値が上昇しやすくなります。血糖値の急上昇が肥満の主な原因です。
自律神経が乱れやすくなる
朝食を抜くことで自律神経の乱れを引き起こすこともあります。自律神経には交感神経と副交感神経があります。
交感神経…活動時や昼間に活性化する
副交感神経…夜やリラックスしているときに優位になる
自律神経の乱れとは、この2つのバランスが崩れたときに起きます。そしてそれが身体の不調に繋がります。
自律神経が乱れる原因は不規則な生活、ストレスなどさまざまですが、朝食抜きも原因として考えられます。
筋肉量の減少
朝食を抜くと脳にブドウ糖を送れず、肝臓で蓄えられたグリコーゲンがエネルギーとして使われるようになります。
そしてこのグリコーゲンが足りなくなると、次に筋肉のエネルギーが使われていきます。
つまり朝食を抜くと筋肉減少に繋がる可能性があります。
筋肉が減ると運動能力の低下以外にも弊害が起きます。
基礎代謝の低下です。基礎代謝が落ちると1日の消費カロリーもおのずと減る傾向があり、太る原因にもなります。
脳卒中のリスク上昇
国立がん研究センターと大阪大が行った研究では、朝食を抜く人ほど脳卒中を発症するリスクが高まることがわかっています。どんな研究かというと…
- 研究期間 1995年(or1998年)〜2010年
- 対象 全国8県 45歳〜74歳の男女約8万人
- 研究内容 1週間に朝食を取る回数で4つのグループに分け、脳卒中や虚血性心疾患発症との関連を調べる
- 研究結果 「週に朝食を取る回数が0~2回」のグループでは、「毎日食べる」グループに比べて脳出血、くも膜下出血、脳梗塞といった脳卒中の発症が1.18倍高いことが分かった。
◆参考:朝食抜きで脳卒中リスク上昇、国立がん研究センターと大阪大学など調査 | 大学ジャーナルオンライン
つまり朝食は重要ということですね。
朝食抜きのダイエット効果
「摂取カロリーを減らせる」という点から見れば、朝食抜きはダイエットに繋がると言えます。
しかし、「血糖値の急上昇」・「筋力の低下」から考えると朝食抜きは太る原因にもなり得ます。
結局どちらなんでしょう。調べましたが、一概には言えない。
というのが結論です。朝ごはんを食べる・食べないのどちらのほうが痩せられるかは、その人の体質次第のようです。調べ方は簡単です。
- 1週間毎日朝ごはんを食べる
- 次の1週間朝ごはんを抜く
体重の変化を見れば、自分がどちらのタイプなのかが分かります。
朝食食べる派の人は、なんでも食べて大丈夫というわけでもありません。当然好きなものをいくらでも食べていたら太ります。
フルーツやヨーグルトがおすすめです。
また和食をしっかり摂るというのもありです。
朝ごはん抜く派の人も、何も口にしないというのはよくないそうです。
コーヒー1杯でも、何か口にして胃を活性化させることは大切です。
朝食摂る摂らないで両者にメリット・デメリットがありますが、太る太らないは置いといて、健康を第一に考えると、朝食は摂った方がいい、と考える専門家が多いのは事実です。
まとめ:朝食抜きメリット・デメリットは?太る?痩せる?(ダイエット効果を検証)
いかがでしたでしょうか。
私たちは現在、白湯か青汁というほぼ朝食抜きの生活をしていますが、身体の調子はとても良いです。
でも、健康を考えると朝食抜くのがよくないこともあります。
体質や体調にもよると思います。
身体に負担をかけることが一番よくありません。健康第一です。
身体の声をしっかり聞いて、健康的な生活を送りましょう!